・参加者数は約25名。センターハウス自治会の参加者が主で、その内他自治体参加5 名程度。 ・指導員(横浜市以外)に依る概略説明。 ・都筑小学校体育館屋上プールの水、及び下水管利用による仮設トイレの使用訓練。 ・プールの水は年中使えるとは限らず、貯まっていても防火用が最優先のため、時 期、貯水量により確実に使えるとは限らない。→そのため、簡易式トイレ(凝固剤使 用)の併用が必要。 ・はまっこトイレの正式名称は「災害時下水直結式仮設トイレ」で全国利用されてい るもの。はまっこトイレは横浜市でその様に呼称しているだけ。 ・都筑小学校の拠点の場合、汚水管利用のマンホールが7つあり、1つは注水用、5つ は下水トイレ用、そして1つは排水量調整用として区分した仕組み。 ・原理は、下水管の半分位まで注水マンホールから貯水後、5つのトイレを使用しな がら汚物を流しつつ、一定量が蓄積すれば排水量調整マンホールにて弁を開け、一気 に汚物を学校外の下水管に流し込むというもの。この排水量調整は人によるマニュア ル操作が必要なので、判断に長けた人が常駐操作する必要がありそう。 ・はまっこトイレは、箱型(完全個室で、天井面、側面、床面を組み立てる)タイプ で、車椅子の人用の大型トイレが1つ、健常者用の中型トイレ(②)が4つ備蓄されて いる。今回の訓練では大型トイレを6名程度で組み立てた。説明されながらなので30 分超の時間を要したが、実際には男性4名いれば15分ぐらいで設置可能なレベル。た だ、高さ、重さの点で女性だけや子供には設置は難しいと思われる。 尚、本来は風で倒れたり、飛ばないような重しも必要だか、今回の訓練では重しはし なかった。 ・マンホールが近接している事もあり、男性用、女性用、兼用等の区分をする等、避 難拠点として予め決めておく等の処置は必要との事。