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 12月15日(日)都筑小学校地域防災拠点訓練を実施しました。
 センター北・中川中央町内会の皆さんには日曜ラジオ体操後、9時15分にセンター北・中川中央町内会館に集合して頂きました。
 水田副会長が町内会館に備蓄している防災備品の説明を行いました。
 更に吾妻山公園のセンター南側麓にある防災倉庫も観ていただいた後、地域防災拠点訓練のため、都筑小学校に移動していただきました。
 今回の地域防災拠点訓練では、当町内会は、「まかないくんの炊き出し訓練」を主に担当しましたが、当町内会以外の自治会の訓練にも参加致しました。

1.町内会館での説明

 9:15いっとき避難所である町内会館へ集合し、水田副会長が、町内会館で保管している防災用品の説明を参加者に向けて行いました。

水田さんが、町内会に備蓄している防災備品について説明を行った後、
災害発生時の避難の仕方や防災時の医療体制に関して、資料に沿って説明を行いました。
最後に今回の防災訓練でのセンター北・中川中央町内会の担当である「まかないくん 炊飯訓練」の説明を行いました。
非常用のトイレを備蓄しています。
ソーラーパネルで充電可能なポータブル電源
2200Wの高出力です。
災害時の炊き出し用の炊飯器
町内会館を出発し、吾妻山公園へ向かいました。

2.吾妻山公園 防災倉庫での説明

吾妻山公園の防災倉庫前にて、ベアレントさんから防災倉庫に保管している発電機等の備品について説明頂きました。

吾妻山公園の防災倉庫に保管されている備品について、一つ一つご説明頂きました。
先ずは、7輪と木炭についてご説明頂きました。
次にカセットコンロ、カセットボンベ式のガスコンロの説明がございました。
カセットボンベ式のガスコンロは、屋外で使用する際、風で火が消えないよう風よけが付いています。
脚立に立てかけてあるのが、バーベキューステンレスグリルです。
何れも11月の炊き出し訓練の際に使用しました。
カセットボンベ式、ガソリン式の発電機について説明がありました。
カセットボンベ式の発電機は、気温が5℃以下の環境下では使用できないため、
気温が5℃以下の環境では、ガソリン式の発電機を使用することになります。
左からブルーシート、収音マイク、バーベル
バーベルは、震災で部屋のドアが歪んで開かなくなった場合に、
抉じ開けて助ける時に使用する事を想定しています。
防災倉庫の中の様子です。
木炭や七輪、シルバーシート等の防災備品が格納されております。
災害時に防災倉庫を町内会役員が開ける事になりますが、
防災倉庫の鍵は、町内会館に保管されているため、
現状は町内会館の鍵を持っている人に限られてしまいます。
年末迄に町内会館の鍵をパスワード付きのキーボックスに保管し、
災害時に町内役員であれば、誰でも空けられる状態にする予定です。

3.都筑小学校へ移動

吾妻山公園を出発して都筑小学校を目指します。

吾妻山公園を出発して都筑小学校を目指します。
地震で停電している想定のため、横浜市営地下鉄のセンター北駅は経由せず、ボッシュホールの構内を通り、区役所通りへ抜け、杉山神社前を通って、都筑小学校を目指します。
区役所通りの横断歩道を渡りました。
杉山神社の前を通ります。
杉山神社から港北センタープレイス前を通り、都筑小学校を目指します。
9時55分頃、都筑小学校へ到着しました。

4.防災訓練

 都筑小学校防災拠点は中川東町内会、牛久保西町内会、港北センタープレイス自治会、港北センターヒルズ管理組合、ザ・センターハウス自治会、センター北・中川中央町内会および都筑小学校、都筑区役所が運営委員会を形成しています。
 訓練では都筑消防団第五分団、防災資機材サポータークラブ横浜、スターツCAM株式会社の皆様にもサポートしていただきました。センター北・中川中央町内会 から27名の方々にご参加いただきました。 
 開会の挨拶の後、下表に示すように各訓練に分かれて行動しました。
 当町内会は、「まかないくん 炊き出し訓練」を主に担当し、他の自治体が主体の訓練にも参加致しました。

【訓練と主担当の自治体】

訓練訓練の内容主体となる自治体
まかない訓練(湯煎式炊飯調理)・「まかないくん」なる防災用の大型炊き出し器でお湯を沸騰させ、無洗米を炊き上げる。センター北・中川中央町内会
AED訓練・AEDの取り扱い方や使用方法、緊急時の対応方法などを習得する。消防団2名
AED2~3台
消火訓練・水の消火器の使用による消火訓練消防団1名
水消火器3~4台
受付・区本部への電話連絡・体育館への区割り・受付作業を行う。
・養生テープを使用して、男性世帯、女性世帯、男女混合世帯の区割りを行う。
ザ・センターハウス自治会
ハマッコトイレの設置・屋上プールから水を引きトイレ下の下水管に貯水する。
・トイレ建屋を設置し、トイレとして使用できるようにする。
牛久保西町内会
汲み取り式仮設トイレ設営訓練・汲み取り式の仮設トイレの設置を行う。港北センターヒルズ管理組合
ペット同行避難場所の設置訓練・ペット同行避難マニュアルを参考に、ペットの受付を設置し、簡易テントを設営、運動場のペット飼育場所を設営する。港北センタープレイス自治会
10時、都筑小学校のグランドにて、参加者の人数確認を行いました。
今回、中川中央町内会から27名の参加でした。
牛久保西町内会、港北センタープレイス自治会、ザ・センターハウス自治会、港北センターヒルズ管理組合からも多くの方々が参加されました。
今年は、昨年の訓練に加えて、消防団の皆さん指導の下で行う「AED訓練」、「水の消火器による消化訓練」が追加となりました。
水田さんから当町内会が担当となる「まかないくん 炊飯訓練」の説明がございました。

まかないくん 炊飯訓練

 今回の防災訓練での当町内会の担当は、「まかないくん 炊飯訓練」となります。
 まかないくんは、害時や緊急時に使用される大型の炊事器です。
 BBCYのご指導により、まかないくんを操作、直にご飯を炊くと後処理が大変なので、
 災害時を想定し、無洗米とみずを入れたポリ袋をセットし、袋のままお米を炊き上げました。
 昨年同様に灯油と発電機による電力の2段階燃焼でお湯を沸かしました。
 灯油と電力の2段階燃焼とは、灯油を高温で完全に燃やすために、
 電気を使って点火と予熱を行う事です。

向かって左がカセットボンベ式の発電機、右はステンレス製の釜戸です。
かまどの上に大きなふた付き鍋。
お湯を入れて、ご飯を炊き上げます。
まかないくんの炊飯能力は、確認した結果、
米10 kg~30kg(お握り200個~600個/120g個)となります。
先ずは、キャスターをロックして、釜戸が動かないように固定します。
灯油タンクと釜戸に取り付ける灯油バーナー。
昨年は、これらの部品は、訓練の前に釜戸に取り付けて頂いておりました。

灯油バーナーを釜戸に取り付けます。

灯油タンクと釜戸を接続します。
灯油タンクにポンプを使って灯油を入れます。
発電機に日本のカセットボンベを差し込みます。
少し持ち上げて差し込むのがコツです。
カセットボンベが差し込まれた事を確認したら、時計回りに回します。
その後、中央の白いレバーを手前から奥へ押し込みます。
カセットボンベのカバーを閉じて、写真中央のつまみを停止の位置から
右に90度回転させ、運転の位置にセットします。
発電機を押さえながら、後方確認を行った後、グリップを引きます。
4回程繰り返して、エンジンが掛かりました。
灯油バーナーの操作パネルのスイッチで、火力をHIにして、運転をOFFからONに切り替えます。
釜戸の上に鍋を置き、水を入れて行きます。
水を水道水から汲んで鍋に3リットル程度入れ、沸騰させます。
無洗米0.5合に水115mlを測りポリ袋に入れます。
女性陣やお子さんが中心となりご対応頂きました。
鍋の水が沸騰したので、ポリ袋に入れた無洗米を入れてかき混ぜます。
お米が炊きあがったので、取り出します。
ふっくら炊き上がりました。(お米の他、パスタ等も入れてみました。)
灯油バーナーの操作パネルの運転スイッチをOFFに戻します。
灯油バーナーを冷ました後、灯油タンクと一緒に元のケースに戻します。

AED訓練

 消防団2名の方よりご指導を受け、心肺停止時に必要なAED(自動体外式除細動器)の使用による
救助についての訓練を行いました。

消防団の方より、心配停止の人を想定して、先ずはAEDが到着するまでの応急処置の方法について、
ご教示頂きました。
AEDの到着後、AEDのフタを開けて電源を入れます。
本体に接続されている電極パッドを取り出し、人体に貼り付ける場所を確認します。
AEDの音声ガイドに従って、電極パッドを傷病者の裸の胸に貼ります。
AEDが心電図を解析し、電気ショックが必要かどうかを判断してくれるので、
電気ショックが必要な場合、AEDが電気ショックを行った後に
AEDの音声ガイドに従って胸骨圧迫を行います。

消防団の方に続いて、本日参加された一般の方が、AED操作による訓練を行いました。

消火器訓練

消防団の方の指導の下、水の消火器による消火訓練が行われました。

本訓練は人気があり、行列が出来ていました。
2人ずつ消火訓練を行います。
ターゲットに近づいてから栓を抜きます。
ターゲットに向かって放水します。

体育館区割り

体育館では、区割り訓練が行われました。
ザ・センターハウス自治会のご担当より区割り訓練の説明を受けました。

町内会別、男女別に縦8メートル×横2メートルの区画を段ボールで仕切り、
12人が寝る事が出来るスペースを確保します。
区画を4等分して、4等分された1つの区画に3人寝るスペースを作ります。
区画間の間隔を測って記を付けた後、養生テープを使って区画を仕切ります。

体育館の区割りの他に災害用の段ボールベットを組み立てる訓練を行っておりました。
こちらは、体の不自由な方向けのベットで、都筑小学校の倉庫には10組程保管されておます。
段ボールで組み立てた9つのボックスの上に、段ボールのベットを乗せる構成です。

指導を頂きながら、段ボールベットの組み立てを行ってみました。
災害対策用の段ボールベットのボックスを組み立てる段ボールを取り出します。
段ボールベットの下に敷く合計9個のボックスを組み立てます。
ボックスの強度を高めるため、補強用の仕切りを入れます。
合計9個の段ボールのボックスを敷き詰め、段ボールのベットを乗せて完成です。
最後、ベットの上に乗ってもらい、ベットの強度に問題無いか確認しました。
一般的な成人男性が、ベットの上で寝る分には、全く問題ないようです。

起震車体験

起震車は1回4人ずつ坐って地震の揺れを体験する訓練です。

私も近くで部屋が揺れる様子を見ておりましがたが、
地震の体験中は皆揺れが来ることが分かっていても、
揺れが続いている間、中の人は全く動けない様子でした。
いつ来るかわからない地震の怖さを改めて認識することができました。
起震車体験の様子。
最初数秒間に大きな揺れがあり、その後小刻みな揺れとなります。
12時全ての訓練が終了して、グラウンドにて、自治会(町内会)毎に整列しました。
運営委員会会長から閉会の挨拶がございました。
最後、都筑消防署の藤崎課長より閉会の挨拶が御座いました。

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